ありがとうございます。Udokkoです。
オールドレンズのCanon FD135は何でかは分からないけどその描写が好きです。
一方で最短撮影距離が1.5mなので全く寄れません。
このレンズを使ってお花にもっと寄って撮りたい!と思い、Eマウント用のエクステンションチューブ(接写リング)を購入してみました。
3,000円程度とマクロレンズと比べると格安ですが、思ったより効果があるため、マクロ撮影をお試しでしてみたい方におススメです。
エクステンションチューブを使ってみようかなという方のご参考になれば幸いです。
Eマウント用のエクステンションチューブ
エクステンションチューブと聞いてもいまいちピンと来ないかもしれません。
しかし、原理的には至極簡単で、カメラとレンズの間にスペーサーをかますことで、レンズとセンサーの距離が離れ、結果として寄れるようになるというもの。
写真の通り、中にはレンズなどはついておらず、ただの筒みたいなものです。電子接点があるので、オールドレンズはもちろん、AF機能のついたレンズも問題なく使えます。
このエクステンションチューブは10mmと16mmがあって、それぞれ使っても良いし、くっつけて26mmで使ってもOKです。長くなるほど寄れるようになります。今回はできる限り寄って撮りたいので、26mmで使用しました。
CanonのオールドレンズでレンズのマウントはFDマウントのため、FDマウントをEマウントに変換アダプターを付け、さらにエクステンションチューブを付けるというちょっと変態的な仕様です。
このエクステンションチューブをつけたFD135をα7Riiにつけて撮ってみましたので、どれくらい寄れるのか、比較を見てみましょう。まずはエクステンションチューブ無しの素の最短撮影距離で撮影したものです。
FD135の最短撮影距離は1.5mなので、1.5m離れたとこから撮りました。次に26mmのエクステンションチューブを付けて撮ってみた写真です。
撮影距離は半分くらいまで寄れるようになりました。26mmのエクステンションチューブで、最短撮影距離のおおよそ半分程度まで寄れるようになります。仕組みはとても簡単ですが、思ったより効果ありますね。
次のページから作例になります。