ありがとうございます。Udokkoです。
4年ぶりにキーボードを変えました。サンワサプライのコンパクトキーボードSKB-SL32です。この記事を書いている時点でのAmazon価格は1,882円でした。公式HPの価格は4,950円。
結論から言うと、普通のキーボードです。まったくクセがないキーボードだと思います。普段13インチくらいのノートPCを使っている方なら、ノートPCのキーボードとほとんど大きさも配列も変わらないと思うので、すんなり使えると思います。使ってみたらきっと「あ~、キーボードだね。」という感想を持つでしょう。
世の中にはピンからキリまでキーボードがたくさんありますが、結局のところ普通が一番なんです。そんな普通でコンパクトなキーボードを紹介するので、気になる方は最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
参考までに、公式HPの特徴を紹介します。
最薄部6mmの超薄型形状です。最厚部でも14.4mmで持ち運びや収納に便利です。
ノートパソコンと同じパンタグラフキー方式を採用しています。キーの形状はアイソレーションタイプで爪の引っ掛かりを軽減します。
日本語入力時に便利な大型エンターキーを搭載しています。
テンキー無しでキーボード幅288mmのコンパクト設計です。
キーボードカーブを採用しています。遠くのキーも押しやすいカーブ形状です。
角度調整できるスタンド付きです。
ボリューム調整などメディアプレイヤー操作時に便利なファンクションキーを搭載しています。
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=SKB-SL32BK
なぜキーボードを変えようと思ったのか。それはサイズ感と打感。
SKB-SL32の話の前に、なぜキーボードを変えようと思ったのかという小話にお付き合いいただきたい。どうでも良い人は次の見出しへどうぞ。
これまで使っていたのはELECOMの静音フルサイズキーボード。テンキーも付いているので結構大きい。この大きさがとても煩わしかったんです。具体的にはキーボードの真ん中(GとHあたり)をモニターの真ん中あたりに設置すると、キーボードがマウスパッドに乗っかってしまうんです。これによってちょっとキーボードが浮いてしまって、微妙に打ちづらい。まずこれが変えたくなった理由の一つ目。
次に打感。このキーボード、静音を謳うだけあって、本当に静音。というか無音。驚くほど静かにキーが打てます。でもその無音さと引き換えに打感は最悪です。伝わるかどうか分からないけど、へこへこっていう感じ。Enterキーを「ターーーーン!」みたいなことはなく、どんなに強く打っても「へこ」。打感は最悪です。これが変えたくなった理由の二つ目。
変えたくなる理由が二つもあるのに、よく4年も使い続けたなと自分自身に感心する。自分で言うのなんだけど、寛容すぎるかもしれない。海より大きな心の持ち主ではないかと思う。でもさすがにもう4年も経ったし、キーボード変えるとブログを書くモチベーションも上がるかもしれないと思って変えてみました。以上がキーボードを変えようと思った理由です。
ちなみにキーボードを撮ろうと思ったら、こんなのが写りました。
邪魔が猫のお仕事。
SKB-SL32の大きさはちょうど良いコンパクトさ
ようやく本題。前置きが長すぎてここまでたどり着いた読者は果たして何人いるだろうか・・・。
購入したのはサンワサプライの極薄型でテンキーレスのコンパクトキーボードSKB-SL32。キーボードはパンタグラフです。キーボードマニアならパンタグラフやら赤軸、青軸、茶軸などの意味が分かると思いますが、普通は知らないでしょう。パンタグラフはいわゆる普通のキーボード。ノートPCのキーボードはほとんどがパンタグラフです。パチパチとした打ち心地で誰もが思い浮かべるキーボードの仕組みと思っても良いです。
有線、無線どちらもラインナップはありますが、私は有線派です。無線は充電や電池交換が面倒。
肝心のサイズ感はこんな感じ。
テンキーレスなのでとてもコンパクト。フルサイズキーボードの3分の2くらいの大きさです。とはいえキーのサイズやピッチは同じくらいなので、私は打ち間違いは少なかったです。すぐ慣れました。Enterキーが若干大きく、それに合わせてBackSpaceやShiftキーも若干大きいですね。テンキーレスですが、よくよく考えると仕事のノートPCはテンキーレスなので、テンキーなんていらなかったことに気づきました。
買ってよかった。もうマウスパッドに乗っかってグラグラすることはありません。小さいは正義。もう大きなキーボードは買いません。
キーボードは若干傾きを変えられます。これがぺったんこの状態。
これが傾きをつけた状態。
こっちの方が打ちやすいですね。
打感はパチパチ。打鍵音もパチパチ
打感はパンタグラフらしいパチパチした感じ。たぶん一般的なノートPCと同じようなうち心地ですが、やや硬めの印象。とはいえ硬くて打ちにくいことはなく、前のキーボードより圧倒的に打ちやすい。変えてよかった。
打鍵音もパチパチとした音で、静音とは言えないかもしれないけど、うるさくはない。普通の音質と音量です。
普通で特別感が無いのが逆に好感かもしれない
サンワサプライのコンパクトキーボードSKB-SL32BKを使ってみて思ったのは、普通が一番。奇をてらったものよりも、誰もが「あ、これはキーボードだね」と言わしめるようなTHE普通のキーボードなら何も不満は出ない。
よって、キーボード何にしようかなと考えている方は、SKB-SL32のような普通を、まずは手にしてみてはどうでしょうか。普通を体験してこそ気づきがあります。もしそれで何か不満があれば、赤軸でも青軸でも茶軸でも、ちょっとこだわってみても良いかも。物は試しですからね。
ということで、サンワサプライのコンパクトキーボードSKB-SL32BKのレビューでした。結論は普通のキーボード。普通だからこそ良い。