ありがとうございます。Udokkoです。
GRⅢxはコンパクトなカメラながら、APS-Cセンサーを搭載しています。よって、そのデータの情報量はコンデジとは思えない物です。今回はRAWで撮ったデータをLightroomに取り込んで、シャドウやハイライトをいじってみました。GRⅢxのデータにどれだけの情報量が詰め込まれているのか、感覚的に掴んでみたいと思います。
室内で撮った写真のRAW現像
まずはこちらの写真。これは何もいじっていないスタンダードな状態です。部屋の床に落ちていた猫じゃらし。左上は黒潰れ、右上の方は白飛びしていますね。
こちらはシャドウを+100にした状態。黒潰れした所が明るくなってディテールが分かります。こんなに撮れてるんだとびっくり。
次はハイライトを-100にしました。右上の白飛びしていた部分にディテールが出てきました。これはカーテンの影ですね。白飛びすると大抵取り戻せないというイメージがありますが、GRⅢxのRAWデータならこんなに情報量が残っています。
次は窓際のベッドの上でくつろぐぽん氏。これが何もいじっていないスタンダードな状態ですが、こちらも左上は黒潰れしています。
そしてこちらがシャドウを+100にした状態。右上にディテールが出てきます。これはみみ先生のケージですね。GRⅢxのRAWデータのシャドウ部の情報量は非常に良質だと思います。
屋外で撮った写真のRAW現像
次は外で撮った写真です。ご近所のお花。これがスタンダードな状態。
次にシャドウを+100にした状態。影に隠れていた緑色の茎がはっきりと写っています。どちらが写真として良いかは別として、これだけの情報量がRAWデータにはあるということ。
次は逆光シーン。これがスタンダードな状態で、太陽は完全に白飛びします。
次はハイライトを−100にした状態。太陽の周りの雲のディテールが出てきます。
まとめ
GRⅢxで室内や屋外で撮った写真のRAWデータには情報量が豊富で、シャドウやハイライトをいじると黒潰れ、白飛びした箇所でも、結構なディテールが出てきます。写真として良いか悪いかは別ですが、デジタルデータに情報量が多いに越したことはないかなと思います。GRⅢxはコンデジというカテゴリーからは想像できない性能で、本当に驚きです。AFはイマイチですが、描写力のある単焦点コンデジは唯一無二です。発売からだいぶ時間が経っているので、GRⅣが待ち遠しいですね。
以上、GRⅢxのRAWデータは情報量が豊富だというお話でした。
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