どうもUdokkoです。
さて、VLOGCAMのSONY ZV-E10で動画を撮らず、写真ばかり撮っています。写真おもしろいですよね。
平日昼間はお仕事のため、写真を撮るとなるとだいたい夜の室内でネコのぽん氏を撮っています。先日買ったオールドレンズSMC Takumar 55mm F1.8でパシャパシャと撮っているわけですが、絞り開放(F1.8)ばかりで撮るとちょっと違和感を感じてきます。
ボケ過ぎじゃない?と思うわけです。
ZV-E10はAPS-Cなので、ボケは弱いと思われがちですが、それなりにボケます。ボケが悪いわけではないですが、ボケれば良いというわけでもないですよね。また、絞り開放で撮ると甘い描写になるので多少は絞った方が良いはず。
というわけで最適なF値はいくらなのか、F値を変えて撮って比較してみます。
SMC Takumar 55mm F1.8のF値によるボケの比較
まずは絞り開放のF1.8。背景がザワザワしてちょっと落ち着かない感じがします。描写が甘くピントが合っていないような気がします。(本当に合ってないかも・・・)
![まずは絞り開放のF1.8。背景がザワザワしてちょっと落ち着かない感じがします。](https://udokkoblog.com/wp-content/uploads/2022/04/ZV-E10-Takumar-55mm-f1.8-iso640_R.jpg)
続いてF2.8。背景のボケもスッキリして良い感じ。
![いてF2.8。背景のボケもスッキリして良い感じ。](https://udokkoblog.com/wp-content/uploads/2022/04/ZV-E10-Takumar-55mm-f2.8-iso1250_R.jpg)
次はF4。意外とF2.8とあまり変わらない印象。ただisoが2000まで上がってしまうので、精細感が無くなってきています。
![次はF4。意外とF2.8とあまり変わらない印象。ただisoが2000まで上がってしまうので、精細感が無くなってきています。](https://udokkoblog.com/wp-content/uploads/2022/04/ZV-E10-Takumar-55mm-f4-iso2000_R.jpg)
次はF5.8。背景がボケなくなってきました。被写界深度が深くなることで、顔全体にピントが合っているように見えます。isoは4000まで上がっているので立体感も無くなってきています。
![次はF5.8。背景がボケなくなってきました。被写界深度が深くなることで、顔全体にピントが合っているように見えます。isoは4000まで上がっているので立体感も無くなってきています。](https://udokkoblog.com/wp-content/uploads/2022/04/ZV-E10-Takumar-55mm-f5.8-iso4000_R.jpg)
最後はF8。さらに被写界深度が深くなり、体の毛のシャープさが現れてきます。isoは6400です。iso上限設定を6400にしているので、他の写真より若干暗くなっています。
![最後はF8。さらに被写界深度が深くなり、体の毛のシャープさが現れてきます。isoは6400です。iso上限設定を6400にしているので、他の写真より若干暗くなっています。](https://udokkoblog.com/wp-content/uploads/2022/04/ZV-E10-Takumar-55mm-f8-iso6400_R.jpg)
まとめ:F2.8がベスト
個人的見解ですが、F2.8がベストでした!
F4でも良いんですが、絞ると暗くなり、isoが上がって精細感が無くなってしまうので、F2.8くらいがちょうど良いと思います。絞り開放の優しい感じも良いですが、やはりちょっと絞った方が写りは良いですね。
今回使用したカメラのZV-E10は手振れ補正が無く、当然オールドレンズにも手振れ補正が無いです。よって手ブレしないようシャッタースピードは1/160秒としています。isoとシャッタースピードと絞りの三すくみの関係は悩ましいものです。
以上、SMC Takumar 55mm F1.8のF値によるボケの比較でした。