株・資産運用

代替肉関連銘柄の紹介。今後世界の食料を変えるかもしれない米国企業2選。

2020年12月24日

代替肉関連銘柄の紹介。今後世界の食料を変えるかもしれない米国企業2選。

結論

ビヨンド・ミート【BYND】
インポッシブル・フーズ(未上場)

代替肉は人口肉や植物肉、大豆ミート、フェイクミートなど様々な呼ばれ方をしておりますが、要は原材料に牛や豚などの家畜を使用しない肉のことです。

個人的には代替肉はヴィーガンやベジタリアン向けのニッチな分野だと思っていましたが、よくよく調べるとそうでもないと気づきました。つまり、代替肉は数年後には多くの人が口にする物で、世界の食料事情を変える技術となり得るかもしれない、ということです。よって、投資先としては面白い分野で、長期保持に好適だと感じています。なぜなら代替肉は先行者利益が大きいため、今すでに代替肉を生産している企業は数年後大きな利益を得られるからです。さらに極論言えば「植物を肉に変える錬金術」のような高度な技術力も必要なため、新規参入も難しいでしょう。

というわけで代替肉に関連する(生産できる)アメリカの企業を紹介いたします。

Udokko

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【BYND】ビヨンド・ミート

ビヨンド・ミート概要
設立:2009年
創業者兼CEO:イーサン・ブラウン
上場:2019年5月(NASDAQ)

2009年設立とまだ企業としては若いですが、設立10年でNASDAQに上場しています。代替肉企業としては世界初上場です。若くて野心的な企業にありがちですが、まだ安定して利益が出ている状況ではないですが、株価には黒字化への期待感が現れています。マクドナルドで試験的に導入、CEOによる中国市場進出が発言、スターバックスの朝食メニューに代替肉採用検討などにより株価は大幅に上昇。その後反落しましたが、コロナ禍によりやはり株価が下がるも2020年12月現在では株価はコロナショック前の水準を超えています。

ビヨンド・ミートの主力製品:ビヨンド・バーガー

ビヨンド・ミートの主力製品はビヨンド・バーガーです。

公式HPはこちら

見た目だけでなく味や風味も本物の肉に近づけているそうです。アメリカのスーパーでは買えるようですが、日本ではまだ買えないので残念です。三井物産もビヨンド・ミートに出資しているため、そのうち日本にも上陸するかもしれません。買えるようになったらぜひ食べてみたいと思います。

ビヨンド・バーガー以外にはビヨンド・ソーセージ、ビヨンド・チキン、ビヨンド・ビーフがあります。いずれも本物の肉を使ったような味わいだそうですが、「脂っぽさ」の再現性が気になるところです。

ビヨンド・ミートに投資する著名人

ビヨンド・ミートには著名人も投資しています。

ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
レオナルド・ディカプリオ(俳優)
ビズ・ストーン(Twitter創業者)

名だたる著名人も投資しているようです。しかしながら彼らはベジタリアンでもヴィーガンでもなく、普通に肉を食べるそうです。

ではなぜビヨンド・ミートに投資をするかというと「環境問題」に熱心だからです。原料に牛を使わないため、代替肉は環境に優しいと言われています。牛肉を使用したバーガーとビヨンド・バーガーでは以下の効果が試算されています。

使用される水:99%オフ
森林伐採面積:93%オフ
温室効果ガス:90%オフ
エネルギー:46%オフ

牛を育てるには広大な牧場が必要になるため、森林破壊につながります。

また牛のゲップに含まれるメタンガスは地球温暖化に寄与しているとも言われています。代替肉が広まり、畜産が減れば地球環境が良くなるから、彼らはビヨンド・ミートに投資しているんですね。

コロナショックによりグリーン・リカバリーが提唱され、環境問題が新たな局面を迎えています。代替肉がエコフードとして定着すれば代替肉は新たなトレンドになる可能性があるかもしれませんね。

インポッシブル・フーズ

公式HPはこちら

インポッシブル・フーズ概要
設立:2011年
設立者:パトリック・ブラウン
上場:未上場

インポッシブル・フーズは未上場ですが、IPOがもうすぐではと言われています。ビヨンド・ミートやその他の企業が代替肉生産を進めており、インポッシブル・フーズも生産力を強化しなければならないからです。生産力増強には資金が必要ですからね。

ちなみにビル・ゲイツ氏はこのインポッシブル・フーズにも投資しております。

インポッシブル・フーズの特徴

インポッシブル・フーズの代替肉の特徴は「遺伝子組み換え」です。

インポッシブル・フーズは肉を食べた時の肉っぽさはヘム由来と考えています。肉に含まれるヘムと似たような機能が大豆のレグヘモグロビンにあることを発見。しかし大豆からレグヘモグロビンを取り出すのは難しい。そこで遺伝子組み換え酵母を作成し、レグヘモグロビンの大量生産できるようにしたのがインポッシブル・フーズです。

まさにインポッシブルな技術ですね。

ただ遺伝子組み換え食品は敬遠されがちですから、そこは正確な情報提供が必要になるでしょうね。ちなみにビヨンド・ミートは遺伝子組み換え食品不使用です。

さいごに

数年後の食卓にあるかもしれない代替肉。

ビヨンド・ミートもインポッシブル・フーズも世界で最先端のフード・テック企業です。単なる食品企業ではなく、サイエンスで食を突き詰める企業姿勢は、私も生命工学を学んだ者として興味をそそられます。また、どちらの企業もHPやインスタはとてもお洒落で、情報発信力は素晴らしいと思います。

2020年12月現在では個人投資家が投資できる銘柄は【BYND】ビヨンド・ミートのみとなります。今後も代替肉を扱う企業が増えてくるかもしれませんので、将来有望な銘柄としてウォッチングしてみてはいかがでしょうか。

以上、代替肉関連企業の紹介でした。

代替肉の市場規模は今後も拡大する予想です。

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日本でも代替肉は買えます。

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