今回はカメラやレンズを保管するのにおススメなドライボックスのお話です。先日こちらのドライボックスを買いました。
中古のカメラとはいえ、私の持ってるα7riiとレンズは中古価格の総額で20万円くらい。カメラやレンズって高いですよね~・・・。そんな高価なものを適当に保管するのは何だかまずい気がするのでドライボックスを買いました。湿度は本当に下がるのか気になりましたが、実際に部屋の湿度よりも低くなっているので買ってよかったです。
防湿庫は高い。でもカメラやレンズをある程度は良い状態で保管したい。そんな風に考えているそこのあなた。ドライボックスはあなたの選択肢の一つになるので、ぜひこの記事を見てご検討してみてはいかがでしょうか。
ナカバヤシのドライボックスのざっくりレビュー
今回買ったドライボックスはAmazonで売ってたナカバヤシのドライボックスです。容量8Lと小型なので、それほど場所をとりません。フタにはゴムパッキンがついており、湿度が入らないように密閉できます。
ボックス内に湿度計が付いているので、ボックス内が湿気てないか確認できるところが購入の決め手でした。
ボックスには小物入れがあります。小物入れにはシリカゲルなどの湿度を吸収してくれる乾燥剤を入れるスペースもあります。
容量8Lなので、あんまり中身は入りません。写真はオールドレンズ2本入れた状態。ここにカメラとレンズ(α7riiとSEL2470Z)を入れたらほかのものは入りません。カメラ本体が2つ以上あるとか、レンズが何本もある方は、もう一回り大きいサイズの27Lを購入した方が良いでしょう。容量比で約3倍なので、27Lあればカメラ2台+レンズ数本は入ると思います。
ドライボックスは本当に湿度が下がるのか?検証してみた。
ドライボックスがいまいちカメラ好きに浸透していないのは、ドライボックスは本当に湿度が下がるのか不安だと考える人が多いからなのではないでしょうか。カメラやレンズの保管といえば防湿庫みたいな論調が多いですからね。(いわゆるインフルエンサーの方達の場合、防湿庫の方が利益がでるから紹介しやすいのではと勘ぐっているのは私だけか・・・。)
話を戻して、ドライボックスは本当に湿度が下がるのか検証してみましたが、実際に部屋の湿度より下がることが確認できました。
こちらが乾燥剤を入れる前の湿度計の値。8月の雨の日でジメジメした日だったので、湿度は75%。人間も辛いジメジメ具合です。
入れた乾燥剤はこちら。ついでにカビ防止剤も入れておきました。
それでは乾燥剤を入れてしばらく放置した後の湿度はどうなったでしょうか!?
それがこちら!
脅威の湿度35%!。思った以上に下がりましたね。湿度が40%も下がるとは正直驚きました。湿度を下げる効果は十分あることが分かりました。
ドライボックスは初心者におススメできるカメラ用品
以上がドライボックスを実際に買ってみて、検証してみた結果でした。ドライボックスは1000円台で買えるお手頃なカメラレンズ用の保管用品だなと思います。安くてしっかり湿度を抑えてくれる、カメラ初心者には頼もしい味方といえるでしょう。
ただし注意点もあります。
一つ目は温度はコントロールできませんので、熱劣化は避けられません。基本的に室内にドライボックスを置くと思うので、極端に問題になることは無いと思いますが、防湿庫のように温度まで管理できないのがドライボックスの弱点ですね。
2つ目は乾燥剤は時々乾燥させないといけないことです。シリカゲルのような乾燥剤は、湿気を吸ってくれますが、無限に湿気を吸ってくれるわけではありません。どこかで吸える量の限界が来ます。時々シリカゲルを乾燥しないとドライボックスの湿度が下がらなくなってしまいます。時々天日干しすると、シリカゲルの湿気が放出されて再利用できます。乾燥剤を乾燥させるってなんだか変な感じもしますが、そういうものですので注意しましょう。
以上、カメラやレンズの保管は湿度が低くなるドライボックスがおススメだというお話でした。
この記事内で紹介した製品リンクを貼っておきますのでご参照ください。