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失敗しないために伝えたい。Ankerのワイヤレスマウスはエルゴノミクスで使いにくい。

失敗しないために伝えたい。Ankerのワイヤレスマウスはエルゴノミクスで使いにくい。

Ankerといえばモバイルバッテリーや充電器を思い浮かべるでしょう。私もモバイルバッテリーを買って3年近くなりますが、まだ普通に使えています。そして最近Ankerのワイヤレスキーボードも購入。普通に使える良いキーボードでした。

【レビュー】Ankerのウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボードでChromebook作業が快適

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そんなAnkerからワイヤレスマウスが発売されていて、しかもエルゴノミクス!これは買うしか無い!ということで買って使ってみたのでレビューします。

結論から言うと、エルゴノミクスは使いにくいので、人を選びます。


Ankerのワイヤレスマウスをレビュー

Ankerのワイヤレスマウスはエルゴノミクス採用。エルゴノミクスって何?という疑問にざっくりお答えすると、「人間工学に基づいた効率的で快適な構造」ということ。

例えばマウスを持つ様子を例にして説明しましょう。手を普通に机に置くと手の向きはどうでしょうか?

たぶんちょっと斜めになっていると思います。

一方、マウスを持つ時の手は真下を向いています。つまりマウスを持つ手は自然な形ではないということです。エルゴノミクス採用のマウスは自然な手の向きで使えるマウスで、疲れにくいという噂です。

毎日のデスクワークやパソコン作業で、眼精疲労や肩コリ、腰痛、むくみなどに悩まされ、ストレスを感じていませんか?

そのままの状態で働き続けると、どんどん疲労とストレスが溜まり、作業効率の低下にも繋がってしまいます。

人間の特性に合った装置やツール、仕事環境などを考える学問のことを「エルゴノミクス(人間工学)」と言い、この考えを取り入れたデザインをエルゴノミクスデザインと言います。

たとえば、エルゴノミクスデザインのマウスは、握った時になじみやすいように丸みを帯びたデザインになっています。加えて、手首への負担を軽減するため自然な持ち方をサポートする形状に設計されています。それ以外にもキーボードやフットレスト、オフィスチェアなどにもエルゴノミクスデザインを謳う製品は多数あります。

あなたの身体の状態や環境に合わせてエルゴノミクスデザインを取り入れれば、ひどい症状が緩和されるはずです。

https://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/ergo/index.html



ankerのワイヤレスマウスの製品特長と仕様です。公式HPから引用しています。

製品のポイント

<人間工学に基づいたデザイン>
人間工学に基づいたデザインを採用し、最も疲れにくい「握手の角度」での操作が可能で、手首や腕への負担を軽減します。
<マルチな用途に対応>
5つのボタンとスクロールホイールが搭載されており、オフィスワークやゲーミング等の用途に合わせてご使用いただけます。
<正確かつ滑らかな動き>
3段階のマウス感度(800 / 1200 / 1600DPI)の切り替えが可能で、より正確かつ滑らかな操作を実現しました。
<節電モードの搭載>
8分間以上操作しない場合は自動で節電モードに切り替わり、バッテリーを節約します。左 / 右ボタンを押すことで即座に作業を再開できます。

https://www.ankerjapan.com/products/a7852

対応OS - Windows 10 / 8 / 7 / Vista / XP / 2000
Mac OS X (「次のページに進む」/「前のページに戻る」ボタンが対応されておりません。)
Linux

パッケージ内容 Anker 2.4G ワイヤレスマウス (※電池は別売り、ご利用時は単4電池が2本必要です) 、取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) 、カスタマーサポート
製品型番 A7852011 (ブラック)
※製品の仕様は予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。
ご注意
・電池は別売りとなります。
・ご利用時は単4電池が2本必要です

https://www.ankerjapan.com/products/a7852

開封&外観チェック

ではさっそくマウス本体の写真です。

サメっぽい雰囲気のマウスです。

左クリック、右クリック、スクロールホイールがあります。


裏側に電源ボタンと電池ボックス、ワイヤレス用のUSBがあります。


説明書は日本語対応。


ペアリングがうまくいかないときの対処法もあります。


動作精度は良好。

動作は至って良好。普通に使えます。

解像度

マウス上部のボタンでDPIを変えられます。お好みの感度に簡単に変えられるのがGood。

マウス上部のボタンでDPIを変えられます。お好みの感度に簡単に変えられるのがGood。


フィット感

さすがエルゴノミクス採用のマウスだけあって、手のフィット感は良いです。ただ進む戻るのボタンの位置が私の親指にはイマイチ合いません。特に戻るボタンは親指の第1関節あたりにあるのでちょっと押しにくいです。

さすがエルゴノミクス採用のマウスだけあって、手のフィット感は良いです。ただ進む戻るのボタンの位置が私の親指にはイマイチ合いません。特に戻るボタンは親指の第1関節あたりにあるのでちょっと押しにくいです。




機能性

エルゴノミクスで疲れにくいというのを体感したかったのですが、むしろ逆でした。残念ながら私には合わず手が痛くなりました。理由を考えてみたのですが、クリックの時に力が入る形状がダメなんだと思います。

普通のマウスならクリックすると真下に押します。真下には当然硬い机があるので、なんら問題なく押せます。一方、エルゴノミクスのマウスになると、クリックすると横方向に押すことになります。そのままだとマウスが動いてしまうので、反対側にある親指で押し返す必要があります。よって、クリックするたびに手に力を入れなくてはならないので、疲れないどころか手を痛めてしまったと考えます。


耐久性

私には合わなかったので、ほとんど使っておりません。よって耐久性は不明。ただAnker製品は18ヶ月の保証があるのでおそらく問題無し。問題があったとしても18ヶ月以内なら返品交換可能。18ヶ月を超えて壊れた場合でも、1年半使えたなら元は取れたと言えるのではないでしょうか。この保証がAnkerのGood pointですね。


まとめ:使う人を選ぶエルゴノミクス

エルゴノミクスのマウスにワクワクしていましたが、残念ながら私の手には合いませんでした。改めて考えてみると、マウスは私が初めて触ったことがある30年前から構造が変わっていません。ということはそれだけ完成されたデバイス形状なんだと思います。エルゴノミクスでなぜ手が痛くなるのかの考察が面白かったので、買って損はなかった。ということにしておきます。

一応補足ですが、Ankerのマウスがダメだったというより、エルゴノミクスという形状がダメだったという結論です。興味がある方は一度手にとって試してみてはいかがでしょうか。

以上、Ankerのワイヤレスマウスのレビューでした。




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