ありがとうございます。Udokkoです。
子どもの運動会やお遊戯会用に新しいレンズを購入しました。OM SYSTEM(旧オリンパス)のM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II です。公式サイトはこちら。
https://jp.omsystem.com/product/lens/zoom/mzuiko/75-300_48-67_2/index.html
75-300mmというと、フルサイズ換算で150-600mmという望遠ズームレンズになります。今まで標準ズーム、長くても135mmのオールドレンズくらいしか使ったことがなく、私にとっては未知の領域でした。しかしながら使ってみると、今まで撮れなかったものが撮れるようになり、スマホでは確実に撮れない写真が撮れてとても楽しく満足しています。
今回はそんなM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを紹介してみたいと思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II の基本情報
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II の基本情報を載せておきます。情報は安心安全確実な公式HPより引用させていただいております。
野鳥やスポーツ撮影に最適な超望遠ズーム
軽快なフットワークで様々なアングルから迫力のあるショットが狙える、小型・軽量の超望遠ズームレンズです。高速&静音のオートフォーカス“MSC機構”を搭載しているので、静止画も動画もスムーズに撮影できます。レンズ表面には、最新の“ZEROコーティング”を施すことで、ゴーストやフレアを抑え、逆光などの悪条件下でも、クリアな描写性能を実現しています。OM-DやPENシリーズの強力なボディー内手ぶれ補正と組み合わせることで、優れた手ぶれ補正効果を発揮。快適な超望遠撮影を楽しめます。
主な特長
小さく、軽く、手軽に楽しめる超望遠撮影。
優れた描写性能。
高速かつ静粛なオートフォーカスを実現「MSC機構」
https://jp.omsystem.com/product/lens/zoom/mzuiko/75-300_48-67_2/index.html
https://jp.omsystem.com/product/lens/zoom/mzuiko/75-300_48-67_2/spec.html
焦点距離 75-300mm(35mm判換算150-600mm相当) 最大口径比/最小口径比 F4.8(75mm) - F6.7(300mm)/F22 レンズ構成 13群18枚(スーパーEDレンズ、EDレンズ2枚、HRレンズ3枚)レンズ構成図MTFチャート 画角 16° - 4.1° AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC) 最短撮影距離 0.9m(焦点距離75mm) / 1.5m(焦点距離75mm以外) 最大撮影倍率 0.18倍(35mm判換算 0.36倍) 最近接撮影範囲 97 x 73mm 絞り羽枚数 7枚(円形絞り) フィルターサイズ Ø58mm マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格 大きさ 最大径×長さ Ø69 x 116.5mm 質量 423g 主な同梱品 レンズキャップ(LC-58F)、レンズリアキャップ(LR-2)、取扱説明書、保証書 スペック表
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II の外観
OMD E-M5 MarkⅢとM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II の組み合わせです。かなりの焦点距離をカバーする望遠ズームレンズですが、コンパクトなのでEM-5とも合いますね。
望遠端まで伸ばすとかなり伸びます。ズームリングはスムーズに動き、スコスコと回せます。
ズームリングの面積が広いので回しやすいです。
焦点距離75mmであれば最短撮影距離は0.9mです。それ以外は1.5m。
F値は4.8~6.7と暗く、ブレ防止のためシャッタースピードを上げるとISOが上がりやすいです。Adobe LightroomのAIノイズ除去はかなり優秀なのでおススメです。高感度ノイズを気にせずシャッタースピードを上げられるので、失敗写真が減ると思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II を購入した理由
このレンズを購入した理由は、最初に申し上げた通り、子どもの運動会やお遊戯会の写真を撮るためです。基本的に後ろの方からの撮影になるので、12-40mm(換算24-80mm)の標準ズームでは足りないんです。もっとズームを・・・と考えた結果、値段が安くて軽いこのレンズにしました。
話が若干それますが、フルサイズよりマイクロフォーサーズの方が自分には合ってるなと感じています。フルサイズは画質は確かに良いんですが、レンズを含めるとやはり重い。ボディの造りもあると思いますが手になじまない感じもあります。しかしなぜかOMD E-M5 MarkⅢは手になじみます。
安くて軽くて手になじむマイクロフォーサーズシステムですが、肝心の写りはどうか、撮影してきました。感想を交えながら作例を紹介したいと思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II の作例
撮影した作例を載せていきます。注釈にEXIF情報を載せているのでご参考ください。なお、これらの写真はRAWで撮影し、Adobe LightroomでAIノイズ除去した上でRAW現像(色味やシャープネスを調整)しています。写真はブログ用にデータをかなり圧縮しています。また、焦点距離はすべてフルサイズ換算した数値になります。ボディはOMD E-M5 MarkⅢです。
まずはカラフルなお花の写真です。望遠ならではの圧縮効果が良いですね。ボケにくいと言われるマイクロフォーサーズですが、150mm相当ならF5.0でも十分ボケます。
次はトンボさん。昆虫を真面目に撮るのは初めてでしたが、被写体からかなり距離があるので撮りやすかったです。実はこの写真、結構クロップして切り取ってますが、それでも解像感は問題ないですね。これはカメラマンの腕の問題ですが、もっと絞ればよかったです。
打って変わって艶っとした写真です。濡れた葉っぱにスポットライトが当たるように輝いていたので撮ってみました。後ろの葉のボケ感も良いのではないでしょうか。
次はスイレンのお花。被写体までかなり距離がある場面なので、望遠レンズでないとここまで被写体をクローズアップできないと思います。スマホも良いカメラだと思っていますが、こういうのはやはり一眼カメラでないと撮れませんよね。
望遠になると手ブレが気になりますが、これらの写真はすべて手持ちです。このユリの花は腰の位置にカメラを下げて撮っています。ボディ側の手ブレ補正も強力ですし、シャッタースピードを上げれば手持ちでも全然問題なく撮れます。マイクロフォーサーズの魅力は機動力ですが、このカメラシステムはまさにそれを体現してくれています。