ありがとうございます。Udokkoです。私にとってマイクロフォーサーズ(以下MFT)で2本目となる単焦点レンズを買いました。OM SYSTEM(旧オリンパス)のM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8です。所有しているOM-D E-M5 Mark IIIがシルバーなので、レンズもシルバーで合わせました。
MFTの弱点と言えるボケ量をカバーでき、かつ小型軽量で写りも良く、さらには安いという神レンズです。フルサイズに注目が浴びがちですが、MFTも面白いんだよということがお伝えできればと思います。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の基本情報
まずはM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の基本情報です。主要な情報を引用いたしましたが、詳細はOM SYSTEMの公式HPをご確認ください。
焦点距離 | 45mm(35mm判換算90mm相当) |
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最大口径比/最小口径比 | F1.8/F22 |
レンズ構成 | 8群9枚(E-HRレンズ2枚) |
画角 | 27° |
AF方式 | ハイスピードイメージャAF(MSC) |
最短撮影距離 | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.11倍(35mm判換算 0.22倍相当) |
最近接撮影範囲 | 157x118mm |
絞り羽枚数 | 7枚(円形絞り) |
フィルターサイズ | Ø37mm |
マウント規格 | マイクロフォーサーズシステム規格 |
大きさ 最大径×長さ | Ø56 x 46mm |
質量 | 116g |
レンズの情報を見てもらう通り、小さくて軽くて明るい中望遠レンズです。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを持っていますが、室内で猫を撮る時にはもう一声明るさが欲しいのと、ボケ感が欲しかったのでこれにしました。結論としては狙い通りのレンズでとても良いです。作例も載せておきますので、ご購入をご検討の方はご参考になれば幸いです。買って損はないレンズだと思います。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の外観
OM-D E-M5 Mark IIIとM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を合わせるととても良い外観になります。シンプルにかっこいい。
デジカメというよりフィルムカメラっぽいですよね。
レンズの大きさとボディの大きさが良い感じです。
ボディとレンズがシルバーなのが良き。
レンズフィルターは着けていません。
やはりシルバーにして良かった。見た目も完璧です。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8のレビュー
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8をしばらく使ってみた感想です。チャートを使った実験的なレビューではなく、あくまでも使ってみてどうだったかという感想になります。
MFTなのにボケやすい
MFTはセンサーサイズが小さいので基本的にはボケにくいですが、さすが45mm F1.8(フルサイズ換算90mm F3.6相当)だけあってよくボケます。こちらの画像はめいっぱい寄って撮ってますが、後ろの青いカーテンがもはや何か分からなくなるまでボケました。解像感も良くとても良いレンズだと思います。
色乗りが良い
前提として私は基本的にRAWで撮ってCapture Oneで現像しています。自分好みの色に若干修正することがあるのですが、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8はコッテリとした感じの良い色を出してくれます。
小さくて軽いは正義
MFTの強みである小型軽量は、このレンズにも健在です。ボディとレンズを合わせても414g+116g、合計530gでおよそペットボトル1本分です。とても軽くて取り回しが良いので、ちょっと公園に遊びに行くにも気軽に持ち出せます。フルサイズを使っていた時はこの倍の重さだったので、持って行かないことが多かったですが、このシステムなら持ち出せますね。子どもの何気ない瞬間を記録できるのがありがたい。
子どもが集めたどんぐり
逆光耐性は良くない
2013年発売のレンズと古いせいか逆光耐性はあまりよくありません。かなり厳しい条件で撮ると、下のような写真になります。(個人的にはこれはこれでアリだなと思っていますがどうでしょうか。)