2020年初めに積立NISAを始めました。
NISAをきっかけとして投資に興味を持ち、日本株、アメリカ株、ETF、高配当株、コモディティなどなど、色々な株式に少額ですが投資して気づいたのは、積立NISA最強説です。
積立NISAこそ少額投資かつ長期投資を目指す人に向いていると分かったので、月の積立設定を満額にしました。
今回はそんなお話になります。
積立NISAを楽天証券で満額設定にしました
まず最初に積立NISAの設定を紹介します。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスに17,000円。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に16,000円。
合計33,000円の設定としました。ほぼ満額です。
40万÷12か月=33,333円
この投資により得られる期待利益は15年後に+280万円と予想しています。

15年としたのは、15年後に住宅ローンを完済したいからです。有名な投資家ブロガーの方の意見を見てみると、15年積み立てたものを現金に換えて住宅ローンに完済に充てるのは、おそらくオススメされないでしょう。あくまで私の場合ですが、子どもの成長、自分の置かれるであろう環境の変化などを勘案し、15年後に住宅ローン完済が望ましいと考えております。
2つのファンドを選んだ理由
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2つに投資するわけですが、これらを選んだ理由があります。
理由①低い信託報酬
三菱UFJ国際投信で運用されているeMAXIS Slimシリーズは、信託報酬最安値近いです。
インデックス投資は一般的に信託報酬が低い傾向にありますが、その中でもeMAXIS Slimは信託報酬が低いのでおすすめです。
理由②アメリカ経済に期待しているから
アメリカ経済は今までもこれからも、右肩上がりの成長だと考えています。いくつか理由はありますが、特に大きい理由は以下の通り。
- 高い人口増加率
- 研究開発の最先端はアメリカにある
経済は人が移動したり物を売買することにより発生するもので、人口増加=経済活動増加となります。経済成長と人口増加は関連が強く、人口増加率が高いアメリカはこれからも強い経済を発揮すると思います。
特にアメリカの経済発展を期待させる理由は研究開発の最先端があるからです。私も院卒の研究者の端くれですが、やはり研究開発のトップはアメリカだと感じていますし、実際そうです。研究者に対するリターンも大きいので、研究する価値があります。日本だと青色発光ダイオードが有名ですが、研究開発者に対して企業は利益を還元しない傾向があります。アメリカでは研究開発の重要性を企業が理解しているため、安働きさせるようなことはありません。このような研究開発を促進させる風土がアメリカにはあるので、今後もイノベーションの中心はアメリカになるでしょう。
こういった理由からアメリカ経済の発展に期待して、2つのファンドを選びました。
ファンド名のイメージと中身が違うかもしれない話
ファンド名のイメージと中身が違うかもしれない話です。
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と聞くと、アメリカ、日本、イギリス、フランスなどの先進国に均一投資しているようなイメージがありませんか?
実はそうではないのです。下の画像はeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの組入上位10か国、業種、銘柄です。

これを見ると分かる通り、このファンドの70%はアメリカに投資しています。組入上位10銘柄中9銘柄はアメリカ企業です。
ファンド名の「先進国株式」というイメージよりはむしろ「ほとんどアメリカ株式」と言った方が正確かもしれませんね。
これが良いか悪いかという話ではなく、ファンド名のイメージと組入銘柄構成が異なる場合があるので、目論見書や運営報告書はしっかり内容を確認し、自分の思っているようなファンドなのか確かめるべきだ、というお話です。
ちなみにeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの組入上位10か国の中に日本がないのはなんだか残念ですね。
さいごに
積立NISAを満額設定してみた、というお話でした。
積立NISAは設定さえすれば自動で積立でき、さらに利益は非課税という最強の投資方法だと思います。投資の王道は分散・長期ですが、それらが同時に行えるので、本当にオススメの投資術です。
少額でも始められるので、興味がある方はぜひ始めましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
積立NISAをするなら楽天ポイントが貯まる楽天証券がオススメです。私も楽天証券使ってます。