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睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの作り方【体験談】

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの作り方【体験談】

いくら寝ても眠い・・・疲れが取れない・・・

そんな人は睡眠時無呼吸症候群かもしれません。

実は私も睡眠時無呼吸症候群です。

治療(マウスピース)すると圧倒的に睡眠の質が上がりますので、少しでも参考になればと思い、睡眠時無呼吸症候群のマウスピースを保険適用で作る方法(体験談)を紹介したいと思います。

ざっくりした流れ

①内科等で診断(自宅でも可)
②歯科医でマウスピース作成

睡眠時無呼吸症候群とは

そもそも睡眠時無呼吸症候群とは何か?について説明しますと、「寝ている間、気道がふさがって息が止まってしまう」ことです。

私も検査してみたら、かなり息が止まっており、長い時では1分間も止まっていました。

しかも1回、2回ではなく、寝ている間何度も!

今考えれば恐ろしい状態ですね。

お医者さんにも「40歳で死ぬところでしたね」と言われましたw

寝ながらマラソンしているようなものなので、血管にダメージが蓄積され、ぽっくり逝ってしまうリスクが高くなるそうです。

自分が睡眠時無呼吸症候群かもしれない、と感じる方はぜひ診察を受けましょう!

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの作り方

実際に私も睡眠時無呼吸症候群の診察を受けて、マウスピースを保険適用で作成しました。

実際にどういう流れなのか、ご紹介します。

また、参考になりそうなリンクも貼っておきますので、ご参考になれば幸いです。

睡眠時無呼吸症候群の診察できる病院

私は川本内科・呼吸器内科クリニック いびき・睡眠時無呼吸管理センターで睡眠時無呼吸症候群の診察を受けました。

他の都道府県でも睡眠時無呼吸症候群の診察が可能な病院があります。

下の参考リンクをごらんください。

睡眠時無呼吸症候群の診察内容

最初の診察の内容は問診がほとんどで、問診で睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合、寝ている間の呼吸と、血中の酸素濃度を記録できる機械を渡されます。

その機械を自分で取り付けて、3日間記録を取ります。

自宅でできるので、日常生活には全く支障はありませんでしたし、機械もただ顔にとりつけるだけでしたので簡単でした。

そのログを持って改めて病院へ行き、睡眠中の無呼吸の頻度や血中の酸素濃度を調べることで、症状の重症度が分かります。

私の場合は「中程度」の症状でした。

ちなみに私は肥満体型ではありません(どちらかというとやせ型)、お酒もほとんど飲みません。

私の体重はこちらで公開しています。

ではなぜ睡眠時無呼吸症候群かというと、「気道が生まれつき狭い」からだそうです。

病院でレントゲンを撮ると、一般的な人の半分以下の気道だと分かりました。

そしてお医者さんが言うには「顔が上品」だとw

要は顎が無いんです。

顎が小さいため、舌を収納するスペースがなく、舌が気道をふさぎやすいのです。

気道が狭く、顎が小さいので、痩せていても睡眠時無呼吸症候群になってしまうということでした。

睡眠時無呼吸症候群は太っている人の病気、と思われがちですが、痩せていてもなることがあるので注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの作り方

睡眠時無呼吸症候群と診断されたら保険適用でマウスピースを作ることができます。

なお、症状が重い方はマウスピースでは治療できないため、CPAPと呼ばれる呼吸装置を着けることになります。(ここでは割愛いたします。)

マウスピースは歯医者に行って作ってもらうことになります。

私は広島のかやだ歯科でお願いしました。

広島市西区の川本内科・呼吸器内科クリニック、いびき・睡眠時無呼吸管理センター(082-292-3669)の川本仁先生のご指導、ご協力をいただいて、睡眠時無呼吸症の治療をおこなっています。医科の医師の診断と紹介(その95%くらいは川本先生からのご紹介です)で、2018年9月現在、約750例の患者さんに口腔内装置(OA、マウスピース)を作っています。

かやだ歯科HPより引用

基本的に睡眠時無呼吸症候群を診察した病院で紹介状を書いてもらえますので、どこでマウスピースを作ったら良いか、内科の先生に聞いてみてください。

マウスピースは歯型を取るだけですが、下あごを出して固定するので、歯型を取るときも下あごを思いっきり出す必要があります。

中心位置が合わなかったり、下あごの出し具合が足りなかったり、何度かやり直しましたが無事歯形はとれました。

歯形を取ってから1週間程度でマウスピースは完成しました。

まとめ

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースを作る流れは以下の通りです。

内科等で診察(自宅でも可)
歯科医でマウスピース作成

amazonなどでもマウスピースは売っていますが、保険適用の方が安く適切な治療を受けられますので、病院へ行くことをオススメします。

さいごに

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの作り方、ご参考になれば幸いです。

私は妻にイビキがうるさい!とよく言われていましたし、結局別室で寝ることになりました。

イビキの大きさはパートナーに迷惑をかけますし、早死にするのも避けたいです。

いくら寝ても眠気が取れない方は、ぜひ病院へ行ってください!

私ははじめてマウスピースをして寝て起きた時の感動は今でも鮮明に覚えています。

人生で初めて「寝た!」という感覚でした!

たぶんまともに寝られている方には何を言っているのか分からないと思いますが、本当に感動しました。

目ははっきり覚めるし、日中眠くなることが無い。それがどれほど素晴らしいことか。

それまでの28年間の人生を無駄に過ごしたことを後悔しています。

早く睡眠時無呼吸症候群に気づいて治療すれば良かったと。

睡眠時無呼吸症候群の方が一人でも多く、早期に治療を受けられるよう心から願っています。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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